'25_08_05_問いかけられる“いのち”──シアターでの対話体験(第2回)

2025.09.20(土):
今日の天気は、晴れ所により曇り。
最高気温30℃、最低気温24℃の予想。
買い物に出かけたときは曇っていて、厚さはあまり感じなかった。

今回も万博の いのちのあかし パビリオンの続きです。

校舎の記憶に包まれながら進んだ先には、静かなシアタールームがあった。
入場時に渡された黄色いカード──その裏には、今回のテーマが記されていた。

  「あなたがいちばん負けたくないものはなんですか?」

その問いは、どこか鋭く、けれど優しく、私の心に入り込んできた。
シアターでは、見ず知らずの来場者同士がこの問いについて語り合っていた。
一人は別室から映像でスクリーンに映し出され、もう一人はシアター内のマイクを使って話す。
初対面とは思えないほど、言葉には誠実さと深さがあった。
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入場時に渡された黄色いカード。裏には問いが記されている。


その会話を聞きながら、私は静かに自分自身にも問いかけていた。
「自分が負けたくないものって、なんだろう?」
競争ではなく、信念や生き方、あるいは自分自身との向き合い──
その問いは、私の中に静かに沈み、しばらく答えを探し続けていた。

そして、思いがけない出来事が起こった。

このパビリオンのプロデューサーである映画監督・川瀬直美さんが、たまたま来場されていたのだ。
シアターの空間で、川瀬監督は来場者に向けて穏やかに語りかけてくださった。
「この場所は、映画を上映する予定なんです。けれど、今は“対話”そのものが映画のように感じられるでしょう?」
その言葉に、私は深くうなずいた。
見ず知らずの人との対話、木造校舎の記憶、400年杉の音──
それらすべてが、まるで一本の映画のように、私の中で繋がっていた。
「いのちのあかし」は、スクリーンの中ではなく、私たち自身の中に映し出される物語なのかもしれない。

この記事へのコメント

  • Mitch

    ナイス!
    2025年09月20日 17:43
  • にゃご吉

    >Mitchさん
    ご訪問ありがとうございます。
    2025年09月20日 21:23






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