2010.05.31(月):晴れ
3日目の朝も7:15のモーニングコールで起こされた。
朝食は、ビュッフェ式で、概ね予想できるメニューなので安心する。でも、種類が多いのには驚かされた。パン1つにしても何種類もあり、どれが美味しいのか悩んでしまう。フレッシュジュースも何種類も有ったが、結局保守的にオレンジジュースにしてしまった。その他、適当に取って食べたが、美味しかった。---卵好きの自分には、卵の味さえ良ければ満足なのではあるが。
午前中は、コンヤの市内観光である。
ガイドさんの解説:コンヤは、オスマントルコ時代の首都で、今は、イスラム原理主義の人が多い町だそうな。
□インジェミナーレ神学校
神学校と言われても良く分からないのだが、何でも教えていた様である。(今の大学の様なものなのかなぁ)
中には、石の棺や、彫刻、木製の彫刻などがあった。
後で調べた事なのだが、正門の幾何学模様は セルジュク美術 の代表格なんだそうな。(セルジュク美術ってなに?とはおもうが)
ガイドさんに促されて、丁度正門と塔の写真を撮っておいた。
ツアーだと、ポイントを逃さないのが楽な点である。それに、写真も撮ってもらえる。
----インジェミナーレ神学校の塔と正門の写真
首に掛けているのは、現地到着初日に渡されたガイドさんの案内を聞く為のワイヤレス受信機。
□メブラーナ博物館
次にメブラーナ博物館へ行った。ここは、イスラム教の指導者のお墓が博物館に成ったものの様だ。
博物館の内部にはメブラーナの棺や遺品、マホメットのあごひげ(?)が入った箱などが展示されていた。
あごのひげの所で、ガイドさんが ”信者はこの入れ物(ガラスケースで覆われている)にキスをするんですよ” と説明した直後に、本当に信者の方が来てキスしているシーンをみた。
イスラム教で1日に5回する祈りは、日本のラジオ体操の様なものであると、ガイドさんが言っていたのが記憶に残っている。
なんでも、最初の頃は、立ったり座ったり体を前に倒したりして、健康の為の体操の様な意味で始められたらしいのだが、年月が経つうちに最初の意味が忘れられ宗教的な儀式の意味合いに成ってきた。と言っていた。
ガイドさん自身はイスラム教徒ではなさそうなので、真偽の程は分からないが、初期の目的が忘れられ儀式化してきまう と言うのはウナヅケテしまう。
----メブラーナ博物館のチケット
----メブラーナ博物館の外観写真(正面:逆光で上手く写っていない)
この写真を撮る頃、デモの一隊がやって来た。淡々としたデモではあったが、ガイドさんも何だろうと驚いていた。帰国後ニュースを見て、イスラエルによるトルコの支援船攻撃が有った事と関係しているのかなぁと想像している。
----メブラーナ博物館の外観(裏庭から)
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